今日は、JAPAN校了のラストスパートのさなか、恵比寿へ。リキッドルームで、andropのワンマンである。
いまだにライヴのステージで見せる姿以外は、楽曲と幾何学チックなロゴしか情報が明かされていない彼ら。だが、東京でたった2回目のワンマンにして、キャパ900人のリキッドルームを即完してしまう期待の高さで、会場は熱気むんむん。
で、結論から言うと、すごくいいライヴだった。編成は前回と同じく、ヴォーカル&ギター、ギター、ベース、ドラムの4人。前回よりぐっとバンド感が増して、それぞれの持ち味がくっきりしてきた。ヴォーカル以外で言えば、特にベースはかなり個性的で上手い。
セットリストは、アンコール含めて全部で19曲。しかも新曲を7曲もやった。で、その新曲が、どれもめっちゃくちゃいい。打ち込みの4つ打ちビートを同期させる激しいダンスナンバーから、思いっきりポップに振れたバラードまで、多彩なうえに力強い。正直、どこまで成長するんだこれ?と思うような出来。
そんな期待に応えるように、MCで2月にニューアルバム、5月に渋谷AXをファイナルとするツアーの予定が発表された。東京でたった3回目のワンマンが、もう渋谷AX!! すげえ! もちろん、それほどアルバムが自信作になる、ということなのだろう。
そろそろ、インタヴューを受けてもいい時期なんじゃないか。もちろんずっとそう思って彼らを見てきたが、またその思いが強くなった。実現したら何訊くか、ずーっと考えとこうと思う。(松村)