Plastic Tree、有村復帰後初となるライヴに行ってきた。
3月4日、Zepp Tokyo、「歌声喫茶サロン・海月」。
「やあやあ」「やあやあ」といういつもの掛け合いのあと、
ごく自然に「おかえりー」という声がフロアから浴びせかけられる。
「ただいま。……やっと言えました」
と有村。
この後も、
「心配かけてごめんなさい。ありがとう」
「恥ずかしいや嬉しいやらで吐きそう」
などと素直な言葉が溢れていた。シンプルな言葉だけに万感の思いが伝わってきた。
ファンクラブ限定というアットホームな雰囲気もあり、リクエストにより初期の曲もいっぱいやった。
初期のカオティックな楽曲は、今のバンドの演奏で聴くと骨格やメリハリがしっかり届いて、こういうことがやりたかったんだろうなあ、という曲のよさが伝わってきていい。
ギターのナカヤマ曰く「Plastic Treeとはなんぞ?というライヴ」がこの日のコンセプトで、
カラオケで愛される歌ものも、怒涛の暗黒グランジやUKギターロックも、つまりこのバンドの骨の部分にあたる本質が際立っていて面白かった。
むちゃくちゃだし、奇妙だし。
一見ありそうだが、ここまで好き放題やり続けているバンドも珍しい。
いろんな意味でバンドの原点みたいな部分が実感できた、とてもいいライヴだった。
3月6日は有村の誕生日ということで、ちょっと早いハッピーバースディ―の大合唱も。
心の底から、おめでとう、と言いたい。
そしてまもなくツアーもスタート。
ライヴを観るまでは体調のこともありちょっと心配だったが、期待できそうです。
(井上)