今や若手バンドの登竜門とも言われるスペースシャワーTV主催のライヴイベント、スペースシャワー列伝の1日目。
本日のラインナップは、出演順に東京カランコロン、GOOD ON THE REEL、クリープハイプ、back numberの4組。どのバンドも1曲目からトップギアで曲を放っていくのだが、それがほんとに4組4色。万華鏡の中にいるみたいに、視界に移る景色がみるみる変わり、もっと覗きこんでみたくなる、そんな衝動に駆られる実に魅力的な4バンドだった。
でも今日最大の衝撃だったのは、トリを飾ったback numberのステージ。1曲目、ヴォーカルの清水がアカペラでしっとり歌い上げ、いよいよ!というところでまさかの「音が出ませ〜ん!」という大ハプニング。曲を変えて仕切り直すも、そこでまた2回やり直す、完全に想定外の展開に。それでもすぐ、そんなハプニングを忘れさせるくらい、時に客席を煽って大いに盛り上げ、時に胸に響く迫真の演奏で客席を魅了したのだった。
これからの活躍が期待される4組の熱演に、次なるロックシーンが予感される、濃い時間だった。
明日はザ・ビートモーターズ、THE★米騒動、Droog、WHITE ASHというラインナップで、同じくwwwにて開催。今日に負けない熱演が繰り広げられるだろう。(中村)