ちょっと時間経ってしまったが、昨日のApplicat Spectraワンマン、よかった。
地元・大阪でのワンマンライヴは経験ありだが、
東京でははじめて。会場は渋谷WWW。

観るたびにすさまじい勢いで進化していて驚かされるのだが、
今回のワンマンは、言ってしまえばひとつの「答え」みたいなライヴだった。
5月12日に大阪MUSEでの公演があるので詳しくは書かないが、
ステージの演出も、バンドのパフォーマンスも、
デビューアルバムを出したばかりの
このタイミングとしては、信じられない完成度。
しかも、その完成度が決してお仕着せではなく、
彼らの表現したい音や伝えたいことと
密接に結びついているところがすごい。
これは彼らのメッセージの勝利だと思う。

そして、それがしっかり伝わっている
（ナカノシンイチの言葉を借りれば「愛されている」）
手応えを感じることができたからこそ、ステージ上の彼らは
これまで以上にフランクで言葉数も多かったのだろう。

あー、でも「答え」とか「信じられない完成度」とか書いたけど、
もちろんこれが最終形ではないですよ。
表現の形と伝え方がガッチリはまったという意味で、
ここから、どんどんそのスケールが大きくなっていくはずで、
そういう意味ではどこまでも未完成で、それが楽しみ。（小川）