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    リップスライムのPESがソロをやるのはなぜ?

    リップスライムのPESがソロをやるのはなぜ?

    1stシングル『女神のKISS』がいきなりドラマ『リーガル・ハイ』の主題歌になっているRIP SLYMEのPES。

    “女神のKISS”は、どストレートなポップスで、とても驚いた。
    プロデュースはPESが親しくしているジュンスカの寺岡呼人。
    ドラムはBOBO、キーボードがソウルフラワーユニオンの奥野。
    そして、PESはギターを弾いて、歌を歌っているという、意表を突く布陣。
    90年代の匂いのするシティポップスで歌うPESは、すごく新鮮。

    なんで直球のポップスをやったかというと、PESは
    「50代60代の自分が宴会の余興で『何かやってよ』って言われた時にできるようなもの」
    と言ってましたが、要するに、普遍性が高く、スタンダードなものを目指したということです。
    この先音楽をずっとやっていくとしたら、自分ひとりでできる幅を持たせないと、
    と真面目に話すPESは、とても大人で感慨深かったです。

    今年表立った活動をしていないリップはどうなってるかもみっちり訊いた。
    PESは「真面目ですね、この話。小っ恥ずかしい」と言いながら、
    結構シリアスに話している。

    JAPAN7月号(5月30日発売)にロングインタヴュー掲載。(小松)
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