ステージ上には学習机。
ライヴ中、全く話さないヴォーカリストが、上半身裸になって激しく、時に切ない歌を歌いあげたかと思えば、いきなりウサギのマスクを被って拡声器で不穏な宣戦布告をしたり、
おもむろに書道をはじめて、挙句の果てに墨汁を一気飲みして口から腹まで真っ黒に染まってみせたり、
最後には学習机の上で三点倒立を決めて去っていく……。
知らない人には「何それ!?」の連続だと思うけど、そういうギョッとするような破天荒なライヴパフォーマンスをやってしまうのが、MERRYという異形のバンドであり、フロントマン・ガラなのである。
音楽性はめちゃくちゃラウドでメロディーはキャッチー。壮大なバラードもあれば、パンクも歌謡曲も飲み込んだ高性能にして独自のミクスチャーロック。
だけど、彼らは「カッコイイ」ロックを鳴らすだけに飽きたらず、悲しみや滑稽さまで含めて、人間の陰と陽を体現しようとする。
暗闇に咲くあだ花を照らすようなロックであり、
掃きだめから生まれた人間讃歌なのだ。
自分たちの表現を見世物小屋に例えるMERRYだけど、その背徳感と圧倒的な高揚感、そして彼らのテーマである「哀愁」は一体どこから湧き出てくるのか?
というのを、先日ガラに聞いてきました。
現在発売中のJAPAN12月号にインタヴュー掲載しています!
活動10周年記念のベストアルバム『MERRY VERY BEST〜白い羊/黒い羊〜』も絶賛発売中だし、バンドは今、外に向けて開かれているすごくいいモード。
未体験の方は、今こそこの激情的で劇場的な世界に足を踏み入れて欲しい。
ラウドなロックが好きな人にも、泣けるメロディーが好きな人にも、アングラ好きの怖いものみたさの人にも、きっと刺さるはず。
なにしろめちゃくちゃ面白いのだ、このバンド。
COUNTDOWN JAPAN12/13にも12月28日に出演します!(福島)
