忘れらんねえよ、シングルリリースツアーファイナル@代官山UNITが激熱でした

忘れらんねえよ、シングルリリースツアーファイナル@代官山UNITが激熱でした

おしゃれシティ・代官山に、くそバンドこと忘れらんねえよがひっそりと大輪の花を咲かせましたよ!

何のことかって、代官山UNITで行われたシングル『この高鳴りをなんと呼ぶ』リリースツアー「いけいけ中年かまってちゃん」のファイナル公演を観て来まして、いやはや、熱くてピュアでエモくてすばらしかったのです。

情けない感情の吐露がどんどんみんなの共感を呼んで、いつの間にかでっかいエネルギーが生まれる。
忘れらんねえよのライヴで起こるこの現象は、ほんと痛快だなあと思う。

客席では、Vo・Gの柴田隆浩の闇に向かって叫んでるような、でっかい独り言みたいな歌詞をみんなで笑顔で歌っていて、その光景がとても素敵だった。
忘れらんねえよがひとりひとりのための歌になってる、すごい連帯感。

柴田が「新曲がたくさんできている」と言っていたとおり、今日は新曲を3曲披露!
“この高鳴りをなんと呼ぶ”と同じくどれも下ネタ・エロ抜きで、まっすぐさ、熱さに磨きがかかった曲だった。
信じることを本気でやって世間に伝わった、その確信を得て、バンドは今直球モードになっているのかもしれない。

とはいえ、アンコールで対バン相手のグッドモーニングアメリカの曲“言葉にならない”を演奏しようとしたけど難しくって挫折した、とヘタレエピソードの開陳はやっぱり忘れていなかった(笑)。

写真は終演後の様子。やったった!という充実感が表情に出ていて良いです。(小新井)

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