東京カランコロン、あっぱれ!

東京カランコロン、あっぱれ!

アルバム『We are 東京カランコロン』を引っさげての全国「ワンマ ん」ツアー、ファイナルは赤坂BLITZ。
いきなりフロアじゅうブチ上がった“少女ジャンプ”も、めったにやらない曲をやる「ドキドキゾーン」(バンドがドキドキするから)も、カラオケで歌われたアルバムでも異色の歌謡曲“渚のセレナーデ”も、7月10日にリリースされる新曲“16のbeat”も、せんせいのピアノでいちろーが歌い上げた“青き日々よ”も、アンコールの最後でシンガロングを巻き起こした“バイバイ、また明日”もよかったけれど、いちばんよかったのは、今日のライヴが東京カランコロンがもっともっと大きなスケールにステップアップする一歩にすぎないということがちゃんと確認できたことだった。
せんせいもMCで「せまいなあ、BLITZって思った」と言っていた。彼女がそんなこと言うのはすごく珍しいと思うのだが、要するにそれだけの自信と手応えが、今の東京カランコロンにはあるということだ。
はっきり言って、このバンドを最初に観たときは、大きなステージで演奏する姿があまりイメージできなかった。
でも今日観ていたら、どんどんスケールアップしていく姿が明確に見える気がした。音も、身のこなしも、発する言葉も、全部が明確に「前」と「上」を向いていた。(小川)
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