先週土曜日、ALL OFFのワンマンライヴに行ってきた。これが結成以来初のワンマンということもあって、めちゃくちゃ気合の入ったパフォーマンス！
渋谷WWWを完全に掌握していた。

改めて思ったのは、ALL OFFのサウンドの核には聴き手とのコミュニケーションが常にあるということ。相手を圧倒したり、ビビらせる為の轟音ではないし、もちろん、何かを押し付ける為のメロディでもない。聴き手のエモーションが加わって初めて曲として完成する――そんな、優しく拓けた5人の信念が、この日も当然の様に会場に溢れていた。

そして、自分たちのことを知る人が全くいない時からそんな信念を抱き続けてきたのが彼らだったし、その歩みが間違っていなかったことを、この夜のオーディエンスの熱狂が何よりも雄弁に物語っていたと思う。

これからもっともっとデカくなっていってほしい。MCで松浦奏平が語っていたが、12月には新作のリリースが決定！　その到着を、今から心して待ちたい。（塩澤）