キース・リチャーズ、英ラジオ局を救う

キース・リチャーズ、英ラジオ局を救う

★え~、今日はザ・ローリング・ストーンズの良心=キース・リチャーズ御大の心温まる逸話を。

イギリス南部には、
ワイト島という島(そう、あの老舗ロック・フェスが毎年開催される場所)があるのですが、

先日その島のローカル・ラジオ局=Angel Radioのトランスミッターが、
突如雷でやられ、破壊してしまった!!!

なにせ人口約14万人の小さな島のローカル局なので、
送信機が壊れたからといって、
そう簡単に高価な新モデルに買い換えるなんてこともできない。

これまで長年音楽ファンを楽しませてきたAngel Radio(選曲のレパートリーは69年以前のR&Rクラシック専門)もこれが年貢の納め時か???
危うし、、、。

そんな時ふとラジオ局宛てに送られてきたのが、
「キース・リチャーズ」と記された£3000(約42万円)の小切手だった。

キ、キース・リチャーズ!?
誰かの悪質なイタズラだろ、これ、、、。

局のダィレクター=Bev Webster氏も最初そう思ったらしいのだが、
ダメ元で計理士に調べてもらったところ、
「れっきとした本物!!!」であることが判明。

おかげで、
Angel Radioは目出度く継続することに。

この善意に大感激!したWebster氏も、
早速キース御大へ礼状を書いて送ったそうだが、

キース側のスポークスマンからは「募金したこと」だけを認めた返信が来ただけで、
それ以上のコメントは無かったという。

何気ない善行をしても
「恩着せがましいことを言ったりしたりは絶対しない」。
こういうところも、いかにもキースらしいな♪♪♪
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