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    ポール・マッカートニー、ビートルズの曲の版権をM・ジャクソンから奪還!

    ポール・マッカートニー、ビートルズの曲の版権をM・ジャクソンから奪還!

    ★1985年にATV(Associated Television Corporation)がザ・ビートルズの曲を含む全ての所有曲の版権を売却した際、
    その競売に参加したポール・マッカートニーがマイケル・ジャクソンに負け(4750万ドルでジャクソンが競り落とした)、“イエスタディ”や“レット・イット・ビー”等のビートルズの大ヒット曲の版権を失っていた!!!!!!

    ことは日本の皆さんもご存知だと思いますが。

    『ザ・サン』紙の報道によると、
    「近い将来これらのビートルズ曲の版権をサー・ポールが奪還することになりそう」とのこと。

    以後の流れをかいつまんで説明すると、
    85年の競売でジャクソンに負けたサー・ポールは、後日のインタヴューで、
    「最も不快なのは、僕が自分の曲を歌うたびにマイケルに金を払わなきゃならないということなんだ。“ヘイ・ジュード”を歌うたびに僕は金を払っているんだよ」と怒りを露にして語り、

    さらにこの競売の後「サー・ポールとジャクソンの友情の間にもヒビが入った」との報道も何度かあった。

    ★が、USの著作権法では、
    「1978年より前に書かれた曲の著作権は、56年後に作者の所有になる」となっているため、

    「5年後にはサー・ポールが自作の曲の版権を奪還できる(!!!)」のだという。

    関係者の1人も『ザ・サン』紙にこんな喜びのコメントをしている。

    「ポールはこの件について何十年も怒り続けてきました。
    彼の怒りはビジネス的なものというより、非常にパーソナルなものになっていた。

    が、これでやっと彼の曲の著作権が正当な所有者の元に戻ってくることになるんです」
    児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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