Plastic Tree・有村さんと”スロウ”について語り合った

Plastic Tree・有村さんと”スロウ”について語り合った

取材の時、有村さんはこの曲のPVを早く観てほしい、と何度も言っていた。
とても嬉しそうだった。
なんでだろうな、とずっと思っていたけれど、ついに公開された映像を観てなんとなくわかった気がした。

要するに、とても柔らかく、センチメンタルにPlastic Treeというバンドを切り取ったMVだからなのだろう。
バンドを続けていく意味――それをこのメンバーといる時間のことだ、とするならば、このMVはまさに4人の時間を見事に切り取ったMVになっている。

たぶん、おそらくそういう意味だったのだろうと思う。

で、実は2月28日発売のJAPANのインタヴューで、有村さんはそういう内容の話を丁寧に聞かせてくれている。
僕もそういう質問ばかりしている。
”スロウ”とはつまり、「4人がPlastic Treeというバンドを続けることの理由」を体現した歌なのだと、曲が教えているような気がしたからだ。
本当に素晴らしい曲だと思う。

MVを観て、あらためて”スロウ”という曲と、この曲にプラの原理を見出した有村さんの感性を好きになった。
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