[Alexandros] 二度目の武道館、川上洋平は「愛してるぜ」と3回叫んだ

[Alexandros] 二度目の武道館、川上洋平は「愛してるぜ」と3回叫んだ
二度目の武道館、完璧。
前回は何せ改名を控えていたわけで、ライヴが進むにつれていろいろな思いが去来したもんだったが、今日は頭の"ワタリドリ"から、"Cat
2"のノイズまでパーフェクトに[Alexandros]だった。
[Alexandros]はロマンチックでセンチメンタルで潔く、そして美学を貫くスタイリッシュなバンドだ。
だが、どうしようもなく、ただひとりの人間を感じさせるバンドでもある。
川上洋平という人が描くデカい絵に賛同し、人生をベットしたヒロ、まーくん、サトヤス。
そうして洋平の絵はさらにデカくなり、そして今、無数のオーディエンスひとりひとりに夢を見させている。
ひとりの野望がまず3人のメンバーの思いを集め、そして今は武道館を酔わせている。
ひとりの突き抜けた確信から始まっている物語だからこそ、その物語はどれだけ大きくなっていっても本質が変わらない。
「俺が、俺たちがこの曲で世界をひっくり返す」。
彼らが語ることはいつもそれだけだ。

そして、そんな物語を辿る気分に武道館は本当によく合う。
やはり、武道館で観る[Alexandros]は格別だ。
どうかしてしまうほど、もう本当に死ぬほどカッコよかった。
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