Perfume@東京ドーム、感動の質がこれまでと変わったライヴだった

Perfume@東京ドーム、感動の質がこれまでと変わったライヴだった

これまでのどのライヴよりも3人の存在が近く、愛しく感じるライヴだった。
東京ドームは巨大だが、その巨大さに向き合うために舞台装置や演出をバキバキに固めるだけでなく、3人の、3人だけの空気感を前面に出し、その温かさや幸福感で包みこもうとするような、そんなアットホームなライヴに見えた。
エンタメ装置としての破壊力と情報量で受け手をある意味麻痺させるような凄まじいライヴが前回のドーム公演だったとしたなら、今回は、チームのエンタメ力をすべて集結させ、3人の生身の魅力を引き出すために使っている、そんな印象を受けた。
巨大な東京ドームがなんだかとても親密な空間に感じられたのはそのためなのだと思う。
そして、いうまでもなく、こんなまっすぐな戦い方をドームでやれるアーティストはPerfumeのほかには、まずいない。

詳しくは1月30日発売のJAPANで書きたいと思う。

とにかく素晴らしいライヴだった。
そして、Perfumeは誰よりも深く、真面目にPerfumeのことを考えると同時に、そんなPerfumeのことを求めるファンのことをやはり誰より深く、真面目に考えている。
そんなことを思い、ぼくはあらためてとても感動した。
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