モリッシー、ユニクロ柳井社長に手紙を送る

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昨夜、ソールドアウトとなった恵比寿ガーデンホールで日本縦断ツアーの最終日を終えたモリッシーが、ユニクロの柳井社長宛に手紙を送っている。

動物愛護団体PETAの活動家としても知られるモリッシーだが、この手紙はPETAアジアの「代役」として書かれたもので、ユニクロに、オーストラリアの一部羊毛業者からの羊毛を使用しないよう依頼する内容となっている。一部羊毛業者とは、羊に対し「ミュールシング」を行っている業者で、「ミュールシング」とは羊への蛆虫の寄生を防ぐために、臀部の皮膚と肉を切り取ることだという。PETAは、麻酔もその後の治療なども行わないこの「ミュールシング」に批判を続けていて、ニュージーランドでは2007年に廃止を決定、H&Mは2008年にオーストラリア産羊毛を使わないことを発表している。

モリッシーは手紙の中で、「何年も前に、私は「Meat Is Murder」という曲を書きました。いまや、私は「Mulesing Is Misery」という曲を書きたい気持ちになっています」と綴り、ユニクロが「ミュールシング」を行っている羊毛業者から羊毛を仕入れないことを要望している。

PETAのサイトに掲載されているモリッシーの手紙はこちらから。
http://www.mediapeta.com/peta/igc/Morrissey_to_Uniqlo_Japan_April_2012.jpg
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