Weezerキャパ600人のライブを観る!

  • Weezerキャパ600人のライブを観る! - all pics by James G. Shanahan Jr.

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WeezerがなんとNYのバワリーボールルームというキャパたったの600人の会場でライブをした。言うまでもないが超貴重!

これは評判も良い最新作『エヴリシング・ウィル・ビー・オールライト・イン・ジ・エンド』をCDの順番に頭から最後まで演奏するという特別な企画のライブだった。

ただ、確かに貴重なんだけど、そういう企画では、2009年にグリーン・デイが『21世紀のブレイクダウン』の時も、まったく同じ会場でやっていたので、画期的というわけではなかったのだ。

しかし、行ってみたらこれがじーんとくる内容。

というのも、ビッグスターがこういう小さいライブ会場でやる時って、新作出たぜ!ウリャーーという勢いで、盛り上げて、さっと帰る、ということが多いのだけど、今回は、逆。

そもそも、始まりが、最新作の1曲目を威勢良くぶちかますかと思いきや、なんとリヴィースがひとりでアコギを抱えて出て来て”You Gave Your Love to Me Softly”をポロ〜ンと演奏。かまえて待っていたこちらとしては、腰砕け的な、しかしだからこその感動。

しかも、そこから、「それでは僕が愛するバンドメンバーのブライアンです」と言って、ブライアンがまたさら〜っと登場。引き続きアコギで今度はふたりで”Why Bother?”を演奏。そうやって、メンバーをひとりずつステージに呼びながら、この作品のインスピレーションだったという、ファーストと、『ピンカートン』からの曲を主に演奏したのだ。観ている私たちを、一瞬ににして当時の心境に戻してしまうという、もの凄い感動的な空間をのっけから作ってくれた。

そして、衣装とステージセットを変えて、第二部が、『エヴリシング〜』なのだけど、感傷的な前提があってそのアルバムを改めて聴くと、また新たな感動が。

しかもアンコールには、”Tired of Sex”で会場大盛り上がり。

この日は、プロデューサーのリック・オケイセック(3枚目の写真の左奥)もいて、リヴァースが、「もし彼を見かけたら、労をねぎらってあげてください」と言っていた。

詳しくは再び次号のロッキング・オンで書かせていただきますので!

最新作からの”Back to the Shack”ビデオはこちら。

取り急ぎ、セットリストはこちら。
1. You Gave Your Love to me Softly (Rivers Cuomo solo)
2. Why Bother? (Brian 参加)
3. King (Scott 参加)
4. El Scorcho (Pat参加)
5. The Other Way
6. The Good Life
7. Island in the Sun
8. No One Else
9. Buddy Holly

"Everything Will Be Alright in the End"
10. Ain't Got Nobody
11. Back to the Shack
12. Eulogy for a Rock Band
13. Lonely Girl
14. I've Had It Up to Here
15. The British Are Coming
16. Da Vinci
17. Go Away
18. Cleopatra
19. Foolish Father
20. The Waste Land
21. Anonymous
22. Return to Ithaka

Encore
23. Tire of Sex
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