『シャーロック』最新映像&カンバーバッチのメッセージ映像公開!コミコン開幕

『シャーロック』最新映像&カンバーバッチのメッセージ映像公開!コミコン開幕

サンディエゴで、コミコンが幕開けした。

その中で、今年12月に特番として放送される『シャーロック』クリスマス・スペシャルの映像と、ベネディクト・カンバーバッチらのメッセージが公開となった。

コミコンで公開されたメッセージはこちら。

基本的には、Andrew Scottと、カンバーバッチとMark Gatissが、コミコンにいけなくてゴメンと言っている内容だ。

Andrewは、『007』に出ているからで、カンバーバッチは、イギリスの舞台で『ハムレット』を演じているからということ。それで、カンバーバッチとMarkがなんてメッセージを送ろうか?と相談しているところに、Andrewが「もう僕がやるよ」というのだけど……。ちょっとしたコメディになっている。カンバーバッチが相変わらず素敵。

クリスマス特番のビクトリア朝スペシャルの映像はこちら。

このスペシャルは、他のシリーズとは独立した内容で18世紀ビクトリア朝が舞台ということ。
プロデューサーのSteven Moffatは、(舞台がビクトリア朝であることについて)「メディアから、iPhoneなしでシャーロックは大丈夫なのか?とうい質問がきたけど、でも結果的には、みんなが思っている通りの番組になっていると思う。僕らがこれまでに作った最高の内容で、素晴らしい作品になったと思う」とエンターテイメント・ウィークリー誌に語っている。
http://www.ew.com/article/2015/07/09/sherlock-scene-victorian

また原作においては、登場する女性がほとんど言葉を発しないのだそうだが、「女性のキャラクターを登場させてそれをいかに成立させるのかが挑戦だった」ということ。

第4シーズンに関しては、まだ書いているところだそう。「あまりにエモーショナルで、まさかこんなところで止めないで、と終わったものが、絶望的なパンチを食らわす」ものになるかも、と……!

さらに、コミコンでファンが、シャーロックは再びIrene Adlerに会うのか聞いたところ、Moffatは「それは僕らもマジで分からないんだ」と答えたそう。つまり、とりあえずシーズン4では戻ってこないということ。さらに、Maffatは、もしかしたら、彼女はもう二度と登場しない可能性もある、と。それは、彼らの関係性の謎の部分が好きだから、と。

「実際あの夜何があったのか自分達でもよく分かっていないんだ。一応書いてはみたけど。でも、恐らくあのふたりは二度と会わなかったんじゃないかと思う。それが真実だと思う。それでも、ふたりは、1日に1度お互いのことを思い出して笑顔になるんだよね」。

コミコンは7月9−12日まで開催。1日に13万人のファンが訪れるが、チケットは1時間で売り切れたそうだ。
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