ジョニー・デップの娘、16歳のリリー・ローズが、セルフ・エヴィデント・トゥルース・プロジェクトという運動に参加。100%ストレートとは言えないと公言して、LGBTをサポートし、話題となっている。
http://www.selfevidentproject.com/store/
この運動は、自分が100%ストレートとは言えないと公言する人の写真を1万人撮るというもので、リリー・ローズもそのモデルの1人となり、写真を自分のインスタグラムにアップしていた。
またこの”WE ARE YOU”というLGBTをサポートする運動のステッカーを、父のジョニー・デップもかつてジーンズに貼ってカメラの前でポーズしたりしていた。彼が最近結婚したアンバー・ハードも、ジョニデの前のパートナーは女性だった。
http://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/johnny-depp-supports-daughter-lily-6317589
最近若手ハリウッドの女子の中で、自分がストレートとは限らないと発言する人が増えていて、LGBTを支援する動きがより活発になっている気がする。
クリスティン・スチュワートも、最新号のNYLONで同様の発言をし、「何も隠してないからGOOGLEしてみればいい」と語っている。
http://www.nylon.com/articles/kristen-stewart-september-2015-cover
さらに、マイリー・サイラスも、14才の時に母親に、男の子を好きなように女の子も好きだと告白した、とPeople誌に語っている。母親にはなかなか理解してもらえなかった、と。
http://www.people.com/article/miley-cyrus-told-mom-she-loves-women
22才になった現在も、「動物や、若すぎて法律違反ではない限り、男女誰でも恋愛対象として考える」と語っている。
また、超人気のスパモで、最近では女優としても大活躍のカーラ・デルヴィーニュも、Vogue誌で、現在の恋人であるセント・ヴィンセントとの恋愛について語っていて、ストレートとは言いきれないと公言している。
http://www.vogue.com/13268025/cara-delevingne-actress-july-2015-cover/
トランスジェンダーで言えば、カニエ・ウェストの妻、キム・カーダシアンの義理の父親でオリンピック金メダリストのブルース・ジェナーが、トランスジェンダーであることを発表し、ケイトリンという女性になって最近Vanity Fair誌の表紙を飾ったのも歴史的な瞬間だった。
アメリカで今年ゲイの結婚が合法化されたという空気も反映されていると思うし、今年これから公開される注目作にも、ゲイや、レズビアン、トランスジェンダーをテーマとしたものがものすごく多い。一番上の写真は、去年オスカーを受賞したエディ・レッドメインがトランスジェンダーを演じた”The Danish Girl"。映画についてはまたまとめて紹介したい。