絶賛のガガ、デイヴ・グロール、サム・スミスなどオスカー・パフォーマンス映像

絶賛のガガ、デイヴ・グロール、サム・スミスなどオスカー・パフォーマンス映像

アメリカで2月28日に行われたアカデミー賞。

レディー・ガガや、デイヴ・グロールなどがパフォーマンスを行ったが、中でもガガの感涙のパフォーマンスがオスカーのハイライトのひとつとして絶賛されている。映像はこちら。

また、デイヴ・グロールは何のパフォーマンスをするのか明かされていなかったが、亡くなった人達を追悼する場面で、“ブラックバード”をアコギで演奏した。デヴィッド・ボウイもその中で追悼された。
http://consequenceofsound.net/2016/02/dave-grohl-performs-blackbird-at-2016-oscars-watch/

サム・スミスが『007 スペクター』のテーマ“ライティング・オン・ザ・ウォール”を、またザ・ウィークエンドが映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の“アーンド・イット”であまりに美しいパフォーマンスを見せた。映像はこちら。
http://www.theverge.com/2016/2/29/11133080/sam-smith-speech-ian-mckellen-lgbt-academy-awards-2016
http://www.theverge.com/2016/2/28/11130062/the-weeknd-earned-it-performance-watch-academy-awards-2016

ガガは、大学のキャンパスで起こるレイプに関するドキュメンタリー“The Hunting Ground”のために“Til Happnes to You”を書き、オリジナル・ソング部門でノミネートされていた。ガガを紹介したのはなんと米副大統領のジョー・バイデン。大学キャンパスで多くのレイプが起きているが、それが明るみに出ないことが長い間大きな問題となっている。バイデンは犠牲者に対して「あなた達は何も悪いことはしていない」と語り、それが隠されたままの現状を変えなくてはいけない。自分もオバマ大統領も犠牲者のために戦うと訴え、ItsOnUs.orgの開設を紹介した。

ガガは、この曲で「あなたに起こるまでどんな気持ちか分からない」と熱唱し、レイプの被害者達がステージに登場した。目に涙をためる俳優達の姿も映し出された。またガガは事前に「オスカーで歌う時にケシャのことを思っている」とも語っており、ケシャも「ガガと副大統領に、オスカーで性的虐待を受けた人達のために戦うと誓ってくれてありがとう」とツイートしていた。
ガガはさらに、Instagramで「自分が性的虐待を受けたせいで、誰も自分を愛してくれないと思っていた。でも、彼はサヴァイヴァルした自分を愛してくれた。それが本当の男だと思う」と婚約者のテイラー・キニーとの写真をアップしている。
歌曲賞(Best Original Song)はガガが獲ると誰もが予想していが、サム・スミスが受賞した。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする