ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3

  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3
  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3
  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3
  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3
  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3
  • ブラッド・ピットにインタビューした!:カンクンレポその3

ブラッド・ピットは、記者会見とか選りすぐりのメジャー雑誌のインタビューにはたまに答えていたけど、今回のように、世界中のメディア全般的にインタビューを行うのはなんと恐らく10年ぶりだ!超貴重。


彼が主演したのは、


監督:ベネット・ミラー(『カポーティ』)と、
プロデューサー:スコット・ルーディン(『トゥルー・グリット』、『ソーシャル・ネットワーク』、『ファンスティックMr。FOX』、『ドラゴン・タトゥーの女』)
脚本:アーロン・ソーキン(『ソーシャル・ネットワーク』)
脚本:スティーヴン・ザイリアン『シンドラーのリスト』、『ドラゴン・タトゥーの女』)


というとんでもないメンツによって制作された『マネーボール』だ。


しかも、元々はスティーヴン・ソダバーグが監督していた作品なのだが、それを作り直したという経緯もある。ソダバーグにインタビューした時、すごくこの作品について興奮していたのだけど、役者ではなくて実在の人物を多く使いすぎて、それをスタジオが却下したのだ。


事実に基づいて作られたこの作品は、ブラピ演じるオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーが、統計学を元に球団を救おうとする物語だ。原作は、マイケル・ルイス著『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』……。よくありがちなスポ根ものとも思えるが、この制作者達の顔ぶれから、またソダバーグが一度降ろされているという経緯から一筋縄ではいかない作品に。


ブラピのこの作品への情熱がハンパじゃなかったと監督が言っていたので、それでもこの作品がサバイバルしたのは、彼のおかげだろう。


実は、ブラピは「自分は野球が好きじゃない」と言っていて、この作品は野球以上の何かを見出したとのことだ。


ブラピは、デヴィッド・フィンチャーから極最近ではテレンス・マリックなど、ハリウッドの二枚目王道が出演するには危険とも思える作品に出続けている。それについても今回インタビューで聞くチャンスがあったし、また、これから発売のカットでもそれについて書いてみました。


ちなみに、今回新しく買ったデジカメで写真を撮っているんだけど、使い方がよく分かっていなくて、アホみたいな顔したブラピの写真しか撮れなくてショック。実際は当然だけど、あり得ないくらいかっこ良い。48歳!


それと、一緒にいるのは共演者のジョナ・ヒル。その痩せ方が衝撃的。役作りかと思ったら、健康的になろうとした、とのことです。


『マネーボール』の日本公開は、11月3日!
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする