三池崇史監督、初の英語による映画で、トム・ハーディが主演

三池崇史監督、初の英語による映画で、トム・ハーディが主演

三池崇史監督、初の英語による映画『THE OUTSIDER』の主役に、なんとトム・ハーディに決定したようだ。Deadline.comが報じている。
http://www.deadline.com/2013/06/tom-hardy-to-play-the-outsider-with-japanese-helmer-takashi-miike-making-english-language-debut-with-joel-silver/

ジョエル・シルバー(『ダイ・ハード』、『マトリックス』など)がプロデュースするこの作品は、第二次世界大戦後の日本を舞台に、ヤクザになった元アメリカ兵について描かれているということ。それだけでは、どんな内容なのかイマイチ分かりませんが、『ダークナイトライジング』でも名演を見せ、とりわけ暴力を表現させたらピカ一。一筋縄ではいかないエッジのあるトム・ハーディが主演なので、非常に楽しみです。

撮影は、来年に日本で始まるよう。最近は、ヒュー・ジャックマンの『ウルヴァリン: SAMURAI』で日本が舞台だった他、来年は、アンドリュー・ガーフィールドが主演でマーチン・スコセッシが監督、遠藤周作原作の『沈黙』も日本で撮影される予定。中国が舞台の作品が増える中で、嬉しいニュースです。

脚本を書くのは、Andrew Baldwinということ。彼は、『ドライヴ』の監督であるNicolas Winding Refnの次回作『Logan's Run』の脚本も書くことになっているそう。

三池崇史監督の作品は、アメリカや映画祭においても頻繁に公開されているので、日本人監督の中でも、最も知名度があり、固定ファンのいる監督のひとりであることは間違いありません。完成が楽しみです!
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