SAKANAMONが赤坂BLITZで見せた「引き受ける決意」
2014.05.23 23:09
たくましかったよ、ツアーファイナルの3人は、とてもたくましかった。
キムの鉄板アゲトーーク、元生の謎の謎かけ、そして森野のSAKANAMON愛の告白。どれもおもしろかったし、よかった。"TOWER”で起きた大合唱には鳥肌が立った。平賀さち枝を呼び込んでデュエットした“ミイとユウ”もスペシャルだった。
森野は「天才(仮)(元生)、普通の人(森野)、お祭りアゲ男(キム)」と自分たちを紹介していたけど、いつになくはっきりとキャラが立って、それぞれの役割をまっとうしている3人の姿は、じつに頼もしかったのだ。MCでもいつも以上に丁寧に、曲の背景やそこに込めた思いについて説明していた藤森元生には、フロントマンとして覚醒する予感すら感じた。
新曲もやった。強力な曲だった。アルバム2枚を経て、いよいよ勝負、というところにSAKANAMONはきている。今の彼らはSAKANAMONにしかできないことをちゃんと引き受けて、そこに応えようと一生懸命だ。
ちなみに、これ彼らのライヴ観たら書くことにしてるんだけど、“空想イマイマシー”のあの部分、今日はちょうど裏でMステに出ていたKANA-BOONの“ないものねだり”でした。森野は「俺らの曲より盛り上がってんじゃねえかよ!」と怒っていましたが(笑)。