ドミコ『Delivery Songs』:ロックンロールよ自由であれ

ドミコ『Delivery Songs』:ロックンロールよ自由であれ
去年の12月にリリースされた前作『深層快感ですか?』がものすごく好きで、
埼玉にライヴ観に行ってその感想もこのブログで書いたんだけど、川越発のふたり組、ドミコ。
http://ro69.jp/blog/ogawa/115254

6月24日に『Delivery Songs』という新作が早くも出ましてね。あいも変わらず最高なんですわ。
何が最高って、何にも変える気ないところ。前回初めての全国流通盤を出して、各所で結構バズって、でも新作出てみたら辺に色気づいているところ、ゼロ。相変わらずちっさなスタジオにマイクおっ立てて好き勝手録ってるんだろうなっていう音。相変わらず意味なんかすっ飛ばして気持ちいい言葉をつないでいく歌詞。基本姿勢は何ら変更なし。

↓この”プライマリケア”の後半、思いつくがままにメロディが変わっていく感じ! アホだなあ、と思います(笑)。


でも、何も変える気はないんだろうけど、明らかに変わっている。自分たちが好き勝手やっていることに、間違いなく巨大な自信が生まれている。元からあったよと言われるかもしれないけど、すごく強いものになっている。

オルタナティヴを「自由」と読み替えるなら、これほどオルタナティヴなロックはないだろう。そこで何が歌われるかとかよりも、その存在自体に意味がある。そして、その存在が大きな意味を持つようになれば、自然とそこで歌われている言葉とメロディに何かが宿っていく。最後の”oh
dive”ってたぶんそういう曲だと思う。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする