メジャー1stシングル『蒼天ディライト／ドリームビート』を引っさげての「蒼天！ドリームマッチ TOUR
2013」ファイナル、渋谷クアトロでのワンマン。なんかもう、ただただ感動的だった！

僕はWiennersのこれまでの歴史のすべてを見てきたわけではないけれど、彼らがどれだけ強い意志を持って一歩一歩進んできたかは知っている。ひとりでも多くの人に自分たちの音楽を聴いてほしいという願いを実現するために、試行錯誤を繰り返し、紆余曲折を経ながら、限界に体ごとぶつかり、ひとつずつ壁を越えてきた。彼らの初期の楽曲と今の楽曲をくらべるとその変化の大きさに驚くが、そこに貫かれている信念みたいなものは変わっていない。そのすべてを注ぎ込むような、熱いライヴだった。

結成から４年をかけて辿り着いたクアトロは、彼らを支えてきた仲間もたくさん駆けつけて、とても温かくていい雰囲気だった。惜しくも満員御礼には届かなかったけれど、逆にいえばその事実が「これが始まりだ」ということを象徴しているような気がする。まだまだここから。最高のリベンジを期待してるぜ！