神戸の男祭りまでを駆け抜けた夏のツアー、そこから間をおかずに始まった、年末にかけての新ツアーの9本目。アリーナのスケール感もいいが、UVERworldはこうして定期的にライヴハウスでのパフォーマンスも繰り広げてくれる。
もちろんそこには、確固たる理由がある。絶好調な6人の音と声が、それぞれにくっきりと、至近距離で投げかけられるステージだ。今年のシングル曲の演奏も素晴らしい。完璧なアンセムと化している。
「代々木で4デイズやってさ、目一杯楽しんでさ、あれ、一ヶ月前だよ。なんでUVERworldのライヴに、またこんなに人が集まってるんだよ! 他のアーティストじゃ感じられないものがあるって、知ってるから来るんだろ!」
TAKUYA∞はそう言っていた。彼は、UVERworldの特別な音楽性について、ズバリと明確に言語化し説明するMCも行っていたのだが、その辺りも後日アップのライヴレポートに書きたいと思う。
今後行われるはずの、過去曲メインのステージにもたっぷり期待しておきたい。(小池宏和)