PENGUIN RESEARCH、このバンドは斬新です

PENGUIN RESEARCH、このバンドは斬新です

3月30日に1stミニアルバム『WILL』をリリースするPENGUIN RESEARCHにインタヴューをしました。アニメソングの作編曲を手がける他、数々のアーティストに楽曲提供をしてきた堀江晶太(B・Composer)。堀江と高校時代に音楽サイトで知り合った生田鷹司(Vo)。ふたりの再会が切っ掛けとなり、堀江の仕事仲間だった神田ジョン(G)、新保恵大(Dr)、柴﨑洋輔(Key)も加わって結成されたこのバンドの音楽は、とても斬新です。

鍵盤とギターのスリリングな絡み合い、随所で炸裂するダンサブルなビート、独特な譜割りを多用するメロディ……編成は王道のロックバンドですが、鳴り響かせているサウンドは、かなりの個性派。アニソン、ボカロソングのヒネりの利いたエッセンスとロックの熱量の融合具合が、新鮮なワクワクを届けてくれます。「限りある人生をいかに生きるか?」というテーマを軸に、多彩な角度から描いた歌詞も要注目。今作にも収録されている“ジョーカーに宜しく”は、TVアニメ『デュラララ!!×2 結』のエンディングテーマ。アニソン愛好家の間で既に話題となっているバンドですが、今後、ロックリスナーからも熱い支持を集めることでしょう。

今回の取材は、ライヴのリハーサル直後のスタジオにお邪魔して行いました。数分前まで全力の演奏を繰り広げていたことが窺われる熱気が漂う中でのインタヴューは、ROCKIN'ON JAPAN5月号に掲載されます。お楽しみに!

余談ですが……ブログ用の写真撮影の際、ジョンに見せてもらったギターがカッコよかったです。「ジャズマスタータイプなのに3ピックアップ!」「ビグスビーのトレモロユニットを搭載しているなんて超渋い!!」「ピックアップセレクターが実用性を考慮したものになっているるるっ!!!」「ブリッジの駒、やはりあの工房のものですかあああ~!!!!」……というギターに興味のない人には、何を興奮しているのか全く伝わらない話題で盛り上がってしまいました。(田中大)
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