GLIM SPANKY、ワイルドに咲き誇る。東名阪ツアーファイナルを観た

GLIM SPANKY、ワイルドに咲き誇る。東名阪ツアーファイナルを観た

ミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』を携えての東名阪2マンツアー「“ワイルド・サイドを行け”ツアー」ファイナル、恵比寿LIQUID ROOM。対バンゲスト=plentyがロックのミステリーとトリップ感の極致を3ピースのアンサンブルで描き出したのとは対照的に、GLIM SPANKYは冒頭から「王道という名のワイルド・サイド」を圧巻の歌とロックでかっ飛ばし、ぎっしり満場のフロアを熱く沸き立たせてみせた。

時に鋭く熱気を裂き、時にしなやかに感情に絡みつく亀本 寛貴のギター。そして、古き佳き時代のブルースロック像と「今」を直結する松尾 レミの歌のヴァイタリティ。蒼さとタフさが絶妙に共存するこの音楽は、まだまだ強く深く時代に求められていくはずだ、と十分に確信させてくれるライヴだった。

本人たちも「人生初披露」と言っていた新曲“話をしよう”も演奏していたこの日のステージの詳細は後日レポートします。そして7/9には東京キネマ倶楽部で次回ワンマン=コンセプトライヴ「Velvet Theater 2016」の開催が決定!(高橋智樹)
公式SNSアカウントをフォローする
フォローする