KNOCK OUT MONKEY、リミッター全壊状態のシングル『Do it』を語る

KNOCK OUT MONKEY、リミッター全壊状態のシングル『Do it』を語る

1月のミニアルバム『RAISE A FIST』に続いて、申年(猿年)2作目となるKNOCK OUT MONKEYのニューシングル『Do it』がすごい。
それこそレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン的なミクスチャーど真ん中のタフネスを、不屈の負けじ魂でもって紛れもない2016年のラウドロックとして鳴らした“Do it”も、この上なく開放的に響かせた“Jump”も、これからのKOMにとっての大きな武器になっていくであろう楽曲だ。

今回、リリースにあたって4人全員にインタビュー。「最初はミドルチューンを作ろうと思っていた」ところから「『最近のライブの勢いがすごくいいから、ライブのキラーチューンがほしいな』っていうことで……」と180度方向転換したという制作過程の中でも「何のネタもなかったのに、とりあえず自信だけはあった」(w-shun)という言葉からも、バンドのあふれ返る衝動が思考を追い越して爆走している今の4人の熱量を存分に感じ取ってもらえると思う。

公開よりも一足先に“Do it”のミュージックビデオも見せていただいたのだが、プロレス会場の本物のリングを借りて敢行したという撮影は「ナオミチはドラムセットが揺れて大変、他の3人は(リングの跳ね返りがありすぎて)足腰が筋肉痛で大変」だったそうだが、今のKOMの野性的なファイティングポーズを何よりリアルに象徴しているのでそちらも必見。
シングル『Do it』は発売中、インタビューは2016年11月30日(水)発売の『ROCKIN'ON JAPAN』2017年1月号に掲載!(高橋智樹)
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