祝・メジャーデビュー! 新鮮な魅力に溢れるMaison book girlに取材しました


Maison book girlの矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミにインタビューをしました。とても可愛らしい4人組女性アイドルグループなのですが、所謂「アイドル」という言葉から多くの人が想像するのとは異なるのであろう音楽、パフォーマンスを繰り広げるのが彼女たちの堪らない魅力です。

総合プロデュースを手がけているサクライケンタは、ピエール中野がやっているジャムバンド、カオティック・スピードキングに参加していて、大森靖子のサウンドプロデュースなどでも異彩を放っているミュージシャン。不思議な雰囲気を醸し出す旋律、大胆な変拍子、ミステリアスな音色を多用する彼の作風は、現代音楽やポストロック的な趣きを色濃く持っています。そして、このようなサウンドから生まれているMaison book girlのダンスパフォーマンスは、ファンタジーの登場人物を見るかのような幻想的なワクワクをたっぷりと体感させてくれます。こんな音楽やダンス、他ではまず味わえないでしょう。

メジャーデビューシングル『river(cloudy irony)』に収録されている3曲や、彼女たちの背景について、メンバー4人が今回の取材で語ってくれました。Perfumeや松浦亜弥に憧れていた矢川、J-POPのヒット曲を聴いて育った井上、オーディションで小沢健二の“いちょう並木のセレナーデ”を歌ったのだという和田、シューゲイザーが大好きなコショージ……4人それぞれの音楽のルーツの話、「Maison book girlとは、どのようなグループなのか?」という本人たちの分析も盛り込んだインタビュー記事は、RO69の特集に掲載しましたので、読んで頂けるととても嬉しいです。

【特集】変拍子を操る未曾有のアイドルユニット・Masion book girlにロングインタビュー!
http://ro69.jp/feat/maisonbookgirl_201610

Maison book girlは、洋楽が好きな人にも聴いて頂きたいです。センスの鬼のようなサウンドですので、ビックリすると思いますよ。僕はすでにどっぷりハマってしまい、最新作の『river(cloudy irony)』は勿論、インディーズの2作『bath room』と『summer continue』も手に入れて聴きまくっています。YouTubeの公式チャンネルにミュージックビデオがアップロードされていますので、まずはこちらを試しにぜひ! 映像を含めたアートワークの数々も、とても素敵なグループです。(田中大)