Nothing's Carved In Stone・村松&生形、劇的名盤『Existence』を語る!

Nothing's Carved In Stone・村松&生形、劇的名盤『Existence』を語る!

これまで以上に大胆なシンセアレンジを導入したシングル曲“In Future”でも、それこそシンガーソングライターのバラードか? ってくらいにメロディアスに振り切った名曲“Adventures”でも、Nothing's Carved In Stoneの進化は誰もが確信していたはずだけど、全編シングル状態のニューアルバム『Existence』を通して聴いた時の覚醒感は、今までのNCISサウンドとは一味も二味も異なるものだ。
そして、その「新しさ」が「ここではないどこか」を目指した結果ではなく、ほかでもないNCISのサウンドとマインドをどこまでも磨き続けた果てに生まれたものであることが伝わってくるのが、この『Existence』というアルバムのキモだと思う。

というわけで今回、村松拓&生形真一にロングインタビューを敢行。
前世紀からロックという表現に絡みつくスター性やカリスマ性、ファッション性といった「ノイズ」の要素には一瞥もくれることなく、真摯に己のロックを鍛え上げ続けた結果、ロックにしか描けないロマンの強度と、ロックの新たな扉を開く途方もない開放感に満ちた表現へと至った――という4人の現在地が、ふたりの話からも伝わってきて嬉しかった。

アルバム『Existence』は2016年12月14日(水)発売。そしてインタビューは発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2017年1月号に掲載中!(高橋智樹)
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