監督来日インタヴューが実現!「映画を観てコートニーが激怒するかと思っていたら、彼女の反応に脱帽した」という胸につまるエピソードなど、『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』の制作秘話についてたくさん聞きました。
監督は記者会見で「この映画をフランシスのために作った」と言っていた。生後間もなく父を亡くし、カートのことを知らない彼女のために。それが結果として、他の家族たちにとっても温かい記憶を蘇らせたのだろう。カートという巨大すぎる才能を十分に支えきれずに、家族それぞれが抱えてしまった罪悪感がなくなるのはむつかしいとしても。コバーン家の人々、ひとりひとりに直接対面した彼の発言を聞きながら、そんなことを強く思った。
映画の中でとても印象に残ったシーン、フランシスを抱いたコートニーがふざけながら歌っていたある歌が強く思い出された。
ちなみに、今月号のロッキング・オンを持っていったら、下記の付録ポスターを観て「えっ、これ全員に付いてるの?」と聞かれ「もちろんです」と答えると、クール!! 僕ももらっていい?」と喜んでくれた。
このインタヴューは、ロッキング・オン8月号(7/1発売)で読めます。インタヴュアーは鈴木喜之さん。
大鷹俊一さん執筆による4ページにわたるレビューも掲載。
映画を観たあとに、絶対に読んで欲しい特集です。
というわけで映画公開まであと10日!
公開記念特集はこちら→http://ro69.jp/feat/kurtcobain_201505
カート・コバーン映画の裏話をモーゲン監督に聞いた!『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』
2015.06.16 21:09