彼の事務所の女性職員に、車で長い時間旅する時に聞けるような作品をリクエストされ、それが採用されたという今回の選曲。ライブのような、スペクタクルな名曲連打!みたいな上がりっぱなしのテンションではなく、日々のお供として喜怒哀楽の豊かさを感じたり、まったりリラックスしたりしながら聴けるのが本作の魅力。
そんなこともあり、デスクワークをしながら楽しく聴いていると、すごい名曲群にもかかかわらず、つい聞き流してしまい、あれ?と逆にびっくりする瞬間もあった。
ロッキング・オン7月号では、通常盤に収録された38曲を全曲解説している。原稿を読みながら聴くと、また、まったく違う楽しみ方ができるので、おすすめ。(全曲解説は高見展さん、リードは松村雄策さん)
そして、今日はこんな本も同時に刊行されました。
人生を総括する自伝的インタビュー『告白』。
来週6月18日は、ポール・マッカートニー74歳の誕生日です!(井上貴子)