ポップ・エトセトラ、渋谷duoでオーディエンスと作り上げた幸せな空間

ポップ・エトセトラ、渋谷duoでオーディエンスと作り上げた幸せな空間
ポップ・エトセトラを渋谷duoで観た。

モーニング・ベンダーズ時代の楽曲”エクスキューズ”やサム・クックのカバーも含んだ約1時間、あっという間のセットだった。

「あまり上手じゃないんだけど……」と言いながらも全編日本語でMCをしてくれたボーカルのクリストファー・チュウ。なんでも最近『テラスハウス』を観ているらしく、「明日テラスハウスを探しに行きたい。場所知ってる?」とオーディエンスに質問をして、場を沸かせていた(笑)。

数多くの日本のアーティストに曲提供やコラボをしており、また日本に住んだ事もあったりと日本通で有名な彼ら。
対バン相手だったLILI LIMITのライブも楽しんだようで、「超いいね!」と終始ご機嫌な様子だった。

サマーソニックで観た際にとにかくライブの一瞬一瞬を大事にするバンドだと思ったのだが、もっと近い距離で彼らのライブを観て、それを改めて確信した。
特に演奏中ずっと、目に焼き付けるかのようにオーディエンス一人一人の顔を見つめるクリスの眼差しが印象的だった。
それに応えるかのようにフロアからも惜しみない声援や拍手が送られる。
その光景からは彼らの音楽が繋げた信頼関係が見て取れて、思わずこちらも笑顔になってしまう。

とても幸せな空間だった。

下記は、ロッキング・オン本誌2月号に掲載のインタヴュー記事。盟友Galileo Galileiのツアーのオープニング・アクトとして来日中の彼らの一コマ。
新作『スーベニア』への、そして日本への思いについてクリストファーが語ってくれている。
(松尾衣里子)
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