素敵な笑顔に癒やされた…。
こちらはインタヴュー後のオフショットだが、最新作『ロックンロール・コンシャスネス』は、まさにサーストンがソニック・ユースから本当に自由になった作品だ。
発売からはや1カ月。生活にすっかり溶け込んでいる方も多いと思うが、何度聞いても心地いい。
ロッキング・オン6月号に掲載中のインタヴューは、そんな新しい世界に突入した彼の様子が伝わってくるが、
なかでもイギリスでの新生活の様子が微笑ましい。
「イギリスは、面白くてアバンギャルドな音楽がいつでも聴けるから、なんだかお菓子屋さんにいるような気分になる。
小さな子がお菓子屋さんで『あれも欲しい、これも欲しい』って言ってるような感じで、気をつけないと毎晩出かけちゃうね」
まさにそんな心境を感じさせる写真だが、「今度は笑ってない写真を」と頼んでも、自然に笑顔になっていた。
それが今のサーストン・ムーアなのだろう。
(井上貴子)
サーストン・ムーア、キュートな笑顔の置き土産
2017.05.30 12:31