現在発売中のロッキング・オン4月号では、ササミのインタビューを掲載!
以下、本インタビューのリード文より。
「メタルって元々男性が多数派を占めてきた分野だけど、私がやりたかったのは、同じ音を使って、周縁化された人々の視点で語るものを作ること」
LAを拠点に活動を続けるSSW、ササミがニュー・アルバム『スクイーズ』で驚きの変貌を遂げている。日本の半人半蛇の妖怪「濡女」をモチーフにしたアルバム・ジャケットからして只事ではないのが伝わるだろう。
何しろ同作から放射されるのはバイオレンスと怒りに満ちたメタルであり(メガデスのダーク・バーベレンも参加!)、ダークな幻想へと誘うインダストリアルであり、カラリと乾き、殺伐と癒しの間を行き来するカントリーだったりするのだ。デビュー・アルバム『ササミ』が箱庭で微睡むようなインディ・ポップ作だったのを思えば、まさに激変だ。
自伝的かつ内省的な前作から、脳をフル回転させてブッ飛びの空想世界を構築した本作へ、ササミのクリエイターとしての真価が遂に明らかになった一枚だと言えるだろう。(粉川しの)
ササミの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。