フジロック、3年ぶりに海外勢が苗場に集結! ピンチをチャンスに変えたヴァンパイア、鬼気迫るギターを響かせたジャック、生き様を見せつけたホールジー……etc.! 自由と開放の祝祭空間、復活の3日間を振り返る

フジロック、3年ぶりに海外勢が苗場に集結!  ピンチをチャンスに変えたヴァンパイア、鬼気迫るギターを響かせたジャック、生き様を見せつけたホールジー……etc.!  自由と開放の祝祭空間、復活の3日間を振り返る - rockin'on 2022年10月号 中面rockin'on 2022年10月号 中面

現在発売中のロッキング・オン10月号では、フジロックフェスティバル'22のライブレポートを掲載しています。本原稿の一部をご紹介。



●DAY 1

ピンチを味方につけたヴァンパイア・ウィークエンド大復活劇。そして重量級ビートと癒やしのグルーヴが連鎖した名演たち
文=高見展

個人的には3年ぶりのフジロック! 坂の上の大きなゲートを潜ってしばらく忘れていたあの解放感が蘇ってきて、端的に嬉しい。
今年のフジの洋楽最初の出演者は、モンゴルのTHE HU。モンゴルの民族音楽とロックの融合したサウンドとして知られているが、実際は独特な旋律とハーモニーを持ったグルーヴメタルで、晴れわたったグリーンにふさわしい壮大さと開放感に浸らせてくれる音だった。中核メンバーは馬頭琴などの伝統楽器を披露する前列の4人。後列のベース、ドラム、ギターのサポートメンバーの演奏に被せて絡んでいく、ホーミーがかったひたすら低くうねるようなボーカルと、エレクトリック化された伝統楽器がとてもダイナミックだった。(以下、本誌記事へ続く)



●DAY 2

ブルーに染まったジャックの鬼気迫るステージが、ギターミュージックの限界を押し広げた
文=粉川しの

インドからの伏兵、ブラッディウッドのラップメタルにもドゥームにも、未知のフォークロアにも聴こえる圧巻の音塊に覚醒させられて始まった2日目。最初の個人的ハイライトはスネイル・メイルだった。今回のステージを一言で例えるなら、「化けた」だろうか。オアシスの黒Tにハーフパンツ姿のリンジーは遠目には少年にも見える若々しさだが、初っ端の“ヴァレンタイン”のカタルシスティックな出音に驚かされる。90年代USインディへの無邪気な憧憬を奏でていた初来日のパフォーマンスとは段違いの強度と立体感で迫ってくるものだったのだ。
スネイル・メイルが新作『ヴァレンタイン』とそれに伴うパフォーマンスで獲得したスケールは、彼女の胸に刻まれた「OASIS」の文字とあながち無関係ではないとも感じた。(以下、本誌記事へ続く)



●DAY 3

百花繚乱のステージが苗場をカラフルに染める。ラストはホールジーが生き様と闘い方を見せつけた
文=小池宏和

フジロックも3日目となると疲労が蓄積……となりそうなものだけれど、環境に馴染んでくるからなのか、終わりが見えてくる焦りからなのか、不思議と元気に過ごせてしまったりする。朝一番のレッドマーキーからスタートして各ステージを巡り、この日最初の海外アーティストはグリーンステージのジャパニーズ・ブレックファスト。音楽活動のみならず自伝エッセイもベストセラー、日本でもファッション誌の表紙を飾る中での出演となった。最新アルバム『ジュビリー』同様に“Paprika”からスタートし、ハスキーなウィスパリングボーカルで語りかけるように歌いながら巨大なドラを打ち鳴らす。プードルの頭部をあしらったトップスも可愛らしい、イマジネーションを拡張させるようなドリームポップの時間だ。(以下、本誌記事へ続く)



フジロックフェスティバル'22の特集記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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