ロックに革命を起こしたザ・ビートルズの『リボルバー』、その究極エディションを世界最速体験!

ロックに革命を起こしたザ・ビートルズの『リボルバー』、その究極エディションを世界最速体験! - rockin'on 2022年11月号 中面rockin'on 2022年11月号 中面

現代ロックを変えた傑作と誰もが認めるザ・ビートルズの1966年の名盤『リボルバー』。名作曲チーム、レノン&マッカートニーの創造力がピークに達した時期(ジョージ・ハリスンの才能もこの時期一気に開花した)の作品で、全編名曲揃い。リリースと同時に世界中で1位を記録した。

しかもボーカルを特殊なスピーカーに通すことでドップラー効果を与えたり、音源を微妙にずらして重ねるADT技術やテープループ、逆回転録音etc.の導入等、今のバンドが当たり前のように使っているスタジオ技術のほとんどがこの作品のレコーディングで大々的に使用された。

それまではエンタメの一つに過ぎなかったポップミュージックを、「芸術」の域に高めた初のアルバムでもあったわけだが、この革新的な作品のスペシャル・エディションが10月28日、ついに世界同時発売される。で、この公式発表があった9月7日、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでメディア用のプレミア試聴会が催され、筆者も出席。しかも試聴はビートルズが本作の曲の多くを録音したのスタジオ3で! 粋な計らいだな~♪と興奮しつつスタジオ内を見学していたら、本作のミキシング&編集を手掛けたジャイルズ・マーティンが登場!

ジョン・レノンがアコギ弾き語りで歌う“イエロー・サブマリン”(歌詞も曲調もオリジナル盤のバージョンとは全く違うダークなバラード調でびっくり)のアウトテイクや、「今はどんなロック作品でも使われているストリングスだけど、当時はこんな風にロックバンドがクラシックミュージシャンの演奏でストリングスを導入した例は稀だった」という解説と共にプレイし始めた“エリナー・リグビー”のポール・マッカートニー&クラシックミュージシャン達の会話が入ったセッション音源、“タックスマン”の未発表バージョン等々、貴重な音源を続々披露。

アルバムの曲全部が90年代ブリットポップの原型になった、とまで断言する欧米評論家も多いこの60sサイケデリアを象徴する名盤。この機会に、ぜひあらゆる角度から堪能してほしい。 (児島由紀子)



ザ・ビートルズの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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