現在発売中のロッキング・オン3月号では、マイ・ケミカル・ロマンスのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「解散はバンドを保存するためだった。
『これで終わり。もう戻ってくることはない。
そして存在している間は美しかった』と言うためにね」
SSWのジェラルド・ウェイが共同で設立したマイ・ケミカル・ロマンスは、慌ただしい2000年代にふさわしいロックバンドであった。ザ・ストロークスやインターポールとは違い、クールではなく、若干興奮気味で、コミック好きの、ニュージャージー州郊外出身のアウトサイダー5人組だった。
2004年、芝居がかっていてフックの効いた2枚目のスタジオアルバム『スウィート・リベンジ』で、彼らはキャリア初期にワープト・ツアーを一緒に回ったポップパンクのバンドたちと一線を画す存在となった。その次は野心的なロックオペラ、ジェラルドが自らを死期が迫った患者に見立て、挑戦的かつメシア的な語り手となった『ザ・ブラック・パレード』だ。このアルバムはビルボードチャート200で2位を獲得、プラチナ認定を受けた。
しかし、死や死後の世界について歌った楽曲群を満員のアリーナで演奏するうちに、ジェラルドはそれに取り憑かれるようになった。「僕はやたらと死という概念と踊っていた」と彼は言った。パーティー三昧の時期を経てシラフになったと彼は言うが、「いつぶり返すか、そして誰が落ちるか判明するのを待っていた」のだという。
次作、彼が「ストレートなポストパンクレコード」と言い表す2010年の『デンジャー・デイズ』は、一部の人々には業務縮小あるいは燃え尽き症候群のような行為に感じられた。そして2013年、突然のマイ・ケミカル・ロマンス終了の発表。
(以下、本誌記事へ続く)
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