現在発売中のロッキング・オン8月号では、コールドプレイのワールドツアー徹底解説を掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=粉川しの
今、この地球上で最大規模かつ最強スペクタクルなライブパフォーマンスを繰り広げているバンドは、間違いなくコールドプレイだ。彼らの「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールドツアー」は、誇張でもなんでもなくポストコロナ期を象徴するツアーであり、その桁外れのスケールはあらゆる数字が証明している。
最新アルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』(2021年)を引っ提げての「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールドツアー」は2022年3月に始まり、現時点で2024年2月までのスケジュールが確定している。約2年にわたって南米、北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアを回る同ツアーは全ての会場がスタジアム規模、昨年夏の段階で早くも400万枚以上のチケットを売り、発売タイミングではチケットマスターに応募が殺到、複数の国でサーバーがダウンする事態に。
同ツアーは2022年の世界最高売り上げを達成し、その金額は実に3億4000万ドルを超えた。現時点で2018年のエド・シーラン「÷ツアー」に次ぐ史上2位の記録だ。今年11月にいよいよ日本上陸を果たすコールドプレイ「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールドツアー」とは、とにかくそんな空前絶後の「何か」なのだ。(以下、本誌記事へ続く)
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