現在発売中のロッキング・オン4月号では、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイア、インタビュー2本立てを掲載!
以下、それぞれのインタビューの冒頭部分より。
■JOHN SQUIRE
INTERVIEW 2024
「最近のシーンがポップ主体の時代なんだってことは今作のリリース準備を始める頃まで実は気付かなかったんだ。
で、そういう時代に“ジャスト・アナザー・レインボー”みたいなギターロックが全英チャートのトップ20に入ったことはもちろん嬉しかった。
さぁこれからギターの反撃が始まるんだ!って」
●お久しぶりです。お元気ですか?
「うん、君も元気にしてた? ほんと久しぶりだね」
●ええ、最後にお会いしてからもう10年以上(2012年の「ストーン・ローゼズ再結成後初の欧州ツアー」中のアムス公演)になると思います。
「もうそんなに? 多分そのくらいになるんだろうなぁ……」
●そんなわけで積もる話も沢山あるんですが、今日は20分のインタビューだそうなので、速やかに本題に入りますね。あなたがリアムとコラボアルバムを作っているらしい!という噂は過去数年頻繁に流れていましたが、遂に1月5日、アルバムの第1弾シングル“ジャスト・アナザー・レインボー”がリリースされ我々ファンも超興奮しています。アルバムを作り終えた今のあなたの手ごたえとしてはいかがでしょう?
「今回のアルバムはすごく気に入ってるんだ、家でも毎日聴いてるし。作り終えたばかりでこんなに飽きずに毎日聴きたくなるアルバムってほんと何年ぶりだろう?」
●じゃあ現時点におけるあなたのフェイバリットはどれと訊かれたら?
「ん~“マザー・ネイチャーズ・ソング”かな。アルバムを聴いていてこの曲に達した時点でいつも感極まって涙が出そうになるから」
●あの美しいアコースティックトラックですね、私も今作中のフェイバリットの一つです。で、今作の2ndシングルは“マーズ・トゥ・リヴァプール”になるそうですが、今回これを選んだ理由は? すごく60年代っぽいフレイバーのギターポップだなと個人的には感じたのですが。
「うん、確かにそういう感覚があるよね。1stシングルの“ジャスト・アナザー・レインボー”がギターソロ満載の長編ロックンロールだったから、今回はこういう簡潔でピュアなポップソングを選んでみたんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
■LIAM GALLAGHER
INTERVIEW 2024
「ジョンと一緒に飲みに行った時『最近また新曲を書き始めた』って言うから、俺も超エキサイトして『へえっ? で、その曲を歌うボーカリストはもう決まってんの?』って訊いたら、『いや、まだ』っていうから、『じゃあ、ぜひ俺が!』って調子で始まったんだ」
●今回のジョン・スクワイアとのコラボレーションプロジェクトは、2022年のあなたのネブワース・ライブの直後にジョンがあなたに新曲のデモを送ったことがすべての始まりだったそうで。一緒にコラボアルバムを作ろう、という話はその頃から出ていたんですか?
「いや、その頃からちゃんとしたコラボの計画を立ててたっていうよりは、ネブワース・ライブの直後にジョンと一緒に飲みに行った時『どう最近は? 毎日何をしてる?』って感じで世間話を切り出したら、『最近また新曲を書き始めた』って言うから、俺も超エキサイトして『へえっ? で、その新曲を歌うボーカリストはもう決まってんの?』って訊いたら、『いや、まだ決まってない』っていうから、『じゃあ、ぜひ俺が!』って調子で始まった話だったんだ。で、その後ジョンが送ってきてくれた新曲のデモを聴いてすげぇ気に入って、その後にジョンが書いて送ってきた歌詞も『これってまるで俺の心境を歌ってるみたいじゃん!』って感じですげぇ気に入ったから、じゃあこの調子でもっと曲を作ってみよう、こうなったらアルバムも作ろうぜ!ってことで」
●ジョンがあなたに最初に送った新曲のデモって具体的にどれだったんでしょう?
「ん~っと、ジョンが初めて送ってきたデモは……たしか、“アイム・ア・ホイール”と“ジャスト・アナザー・レインボー”と“ラヴ・ユー・フォーエヴァー”だったと思う。とにかく俺が一番最初に聴いて興奮した曲が“アイム・ア・ホイール”だったってことは確実に覚えてるから」
●ジミ・ヘンドリックス調のヘヴィな60年代ブルーズロックナンバーですよね。
「うんうん、あれを聴いた瞬間これはイケる!と思ったんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイアの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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