メタリカの2日間のセットリストを並べてみる。

9月25日(土)
Creeping Death
For Whom The Bell Tolls
Fuel
Harvester Of Sorrow
Fade To Black
That Was Just Your Life
The End Of The Line
Sad But True
The Day That Never Comes
Broken, Beat & Scarred
One
Master Of Puppets
Blackened
Nothing Else Matters
Enter Sandman
(Encore)
Am I Evil
Whiplash
Seek & Destroy

9月26日(日)
Creeping Death
Ride The Lightning
Through The Never
Disposable Heroes
The Memory Remains
That Was Just Your Life
Cyanide
Sad But True
The Unforgiven
...And Justice for All
One
Master Of Puppets
Fight Fire With Fire
Nothing Else Matters
Enter Sandman
(Encore)
Stone Cold Crazy
Motorbreath
Seek & Destroy

僕が行ったのは初日の土曜日。

直前のオーストラリアのセットリストを見たら、
新作『デス・マグネティック』の曲からスタートさせていたので、
今回の日本公演もそうなるのかな？と思っていたら
いきなり『ライド・ザ・ライトニング』から2連発で鼻血。

メタル村の様式のなかでのパフォーマンスではなく、
圧倒的に間口の広いエンタテインメントとして見せているところに
今メタリカがロック・シーンでどんな場所に立っているかを分からせてくれる。

その象徴が“One”で、
飛んでくる砲弾、戦車のキャタピラ音など、
特効を使って戦場を再現するのだけど、
火薬の量がハンパではない。

すごく単純な快感原則に従った演出なのだけど、
戦争をテーマとしたこの曲で、すごく奥行きのある形で見せてくれる。

聞いたところでは日曜日のほうが音がよかったとか。

しかし、ラーズはドラム叩きながら、舌出しすぎ。
そして、汗かきすぎ。
あと、ドラム走り過ぎ。
“Fuel”とか、ものすごいスピードだった。

あと、すごいシンプルなセットだったのだけど、
ジェイムスが動き回ってもいいように、
いたるところにマイクが立っていて、あれ新しいなと思った。

“Creeping Death”は「Die！」合唱できて嬉しかった。（古川）