Nine Inch Nailsという驚異

Nine Inch Nailsという驚異

ナイン・インチ・ネイルズ@スタジオ・コースト

トレントとのガチンコ勝負、やっぱり最高だった。
絞り上げられたセットリストは2時間に及ばなかったけど、この圧倒的な満腹感はさすが。

ナイン・インチ・ネイルズがすごいのは、エレクトロニクスをがっつり駆使しているというのに、実際、音楽自体はそのサウンドを必要としてないこと。
多くのロック・バンドが自分たちのサウンドを拡張させるために機械に頼るのとは違い、NINの表現は生のバンドのみで再現できるものだと、今日のライヴを観て強く感じた。
でもトレントはエレクトロニクスなサウンドを選ぶ、いや、むしろその手法は彼にとって必然なのである。
そして、だからこそ、それを恐ろしく肉体化することができ、機械音をあそこまで生臭く鳴らせられるのだ。
トレントの血と汗と涙が漂うパフォーマンス。
ホントに強烈な体験だった。
緩急のバランスが素晴らしかったセットリストもナイス。
ラストのあの曲は何回聴いても泣ける。

にしても、トレントはまさに男中の男。
かっこよすぎるだろう。
印象的だったのは、彼のタンバリンさばき。
普通に手で打つのは問題外。
ももや腰に当てるのも軟派すぎ。
トレントという男はタンバリンを胸で強打するのだ!
いや、惚れました。(内田亮)
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