今年から、基本舞台を挟んだ左右にあるLEDヴィジョンやロゴ幕のサイズが大きく変わったGRASS STAGEですが、これはそれらの取り付けを翌日に控えた「骨組みだけが完成した姿」です。
レイヤーという、1.5メートル四方の仮設舞台用ユニットを、アルバイトを含めた100人を超えるスタッフが、丸三日間1ブロック1ブロック積み重ねてこの状態を作り上げました。
翌日から、ここにスピーカー、照明機材、ヴィジョン、幕などが組み込まれ、「GRASS STAGE」という生命体になって呼吸を始めます。
その前夜、静かに泰然と眠りにつくその姿は、凛としています。
(海津亮)