フェス飯ブログ「CDJ肉汁セレクション1」

フェス飯ブログ「CDJ肉汁セレクション1」

お肉を語る時に避けては通れないフレーズとして、「肉汁」というのがあります。
それは、閉じ込めておかねばならず、とにかくいっぱい溢れ出させなければならない。
肉を焼くと出てくる汁というのは分かります。多ければ多いほどおいしいのも食べれば分かります。
カメラは肉汁が溢れ出る瞬間を、レポーターが肉を食べる瞬間よりも大事に収めます。
「ハンバーグで肉汁をいっぱい溢れ出す方法」なんてサイトもあります。
ただ、あの汁には、具体的に何が出てきているのか、実はよく分かっていません……。

肉汁が出なければ肉じゃない――
そんな肉汁至上主義者の欲望が具現化してしまった食べ物といえば、
ハンバーグでも餃子でもなく、最近はこの焼き小籠包だといえるでしょう。

その爆発的な人気を思い知ったのが、10月に開催したまんパク初日の現場でした。
開場して10分。並み居る強豪をよそに真っ先に行列をなしていたのが、
長城菜館の焼き小籠包だったのです。そのまま5日間、ずっと人気でした。

焼き小籠包とは、上海生まれのご当地グルメ。
まずしっかり焼いて皮に焼き目をつけてから、蒸し焼きにして肉汁を閉じ込めるという行程は、
まさに餃子と小籠包のおいしいとこ取り、間を行くスタンス。
小籠包はあの肉汁を出すためにすべてその場で仕込まなければならずかなり大変なんですが、
まんパクからオペレーションも改善し、比べ物にならないスピードで仕上げるとのこと!

焼き小籠包以外にも担担麺や炒飯、丼ものなど、本格的な台湾料理もずらり。
久しぶりのCOUNTDOWN JAPANへの出店。店主の張さん、気合入ってます!
(加藤亮祐)


【店舗データ】
長城菜館
上海焼き小龍包 ¥500/台湾担担麺 ¥600/台湾炒飯 ¥750

店主より:
今巷で話題の焼き小籠包! 食べる時に中からジュワッと肉汁が溢れ出します! 台湾らーめん、丼物販売しています。

まんパクにも出店していました。
http://ro69.jp/blog/manpaku/58652
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