KRAFTWERK、KREWELLA、ZEDD、KASABIAN。昨日のソニックマニアは楽しかった。

KRAFTWERK、KREWELLA、ZEDD、KASABIAN。昨日のソニックマニアは楽しかった。

今日は朝からサマソニ。ソニック・ステージはCHILDHOOD、TELEGRAMという、JAPAN JAM勢が早い時間に頑張っている。ほとんど身内気分で応援しながら観る。なかなか厳しい時間帯にもかかわらず、熱いステージになって良かった。
凄かったのはメッセで一番大きいステージに、朝2番目に登場したcoldrain。まるでトリのような熱気で会場も盛り上げ、今が何時なのかを忘れるパフォーマンスで駆け抜けて行った。
昨日のソニックマニアは本当に充実していて楽しかった。
KRAFTWERKの3D版は単独で観ていて、その楽しさは分かっていたけど、フェスの大画面の迫力は格別。また単独はアルバム再現だが、今回は代表曲の連続投下でアドレナリンの分泌量もマックスに。
エレクトロニクス系アーティストが集結する中で、その洗練度、スケール感、そして大衆性に於いても別格であることを示した。
代表曲の連発で、改めて思ったのは彼らのメロディのタフさだ。
ほとんどの人が代表曲のサビを歌えると思う。メンバー自身が自分たちの音楽はフォークだと言っているが、まさに歌モノ・アーティストなのである。
「レディオアクティヴィティー」の前にラルフは坂本龍一に向けてのメッセージとして日本語で「早い回復をお祈りします」と言った。
NO NUKESの時、当事者として2人の強い信頼と友情を、いろいろな局面で感じていたので、とても心を動かされた。
今年NO NUKESは、自分不在でも開催して欲しい、という坂本龍一の意志に共鳴するアーティストによって 9月29、30日、10月1日に行われる。是非参加して欲しい。
KREWELLAは、僕は初めてなのでとても楽しみにしていた。もっと2人がパフォーマンスするのかと思っていたが、ラップトップ前でDJする時間が長いのが意外だった。
でも映像を含めてのエンターテイメント・ショーとしての楽しさは期待通り。今日のマリンでの野外パフォーマンスも観てみたかったが、SKY FERREIRAはどうしても観たいので断念。
ZEDDの安定感と安心感は見事。思想的に分かりやすさを選択しているアーティストなので、聞き手の欲望への対応力が半端ではない。会場の盛り上がりかたも半端ではなかった。まさにここに今夜の欲望のストライク・ゾーンがあるという感じだ。
KASABIANはまるで凱旋ライブみたいな堂々とした、凄い祝祭感のあるステージだった。
グラストンベリーのトリを務め、まさにキャリアを上り詰めている旬なバンドのエネルギーが爆発していた。
63歳の老人は、これ以降の時間帯は危険ゾーンなのでNERVDを横目で見ながら撤退。
そして今日は朝からサマソニ(笑)
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