ARCTIC MONKEYS

ARCTIC  MONKEYS

ありとあらゆる大舞台を踏んで、フェスのトリを当然のポジションとして引き受けるバンドとなり、最後に登場すれば全てを持っていってしまうバンドでもあることを証明してみせたパフォーマンスだった。
オールドスクールのギター・ロック・バンドでありながら、何故かARCTIC MONKEYSには同時代性があり、先進性がある。その理由を考えながらステージを観ていた。実に評論家っぼい観かただ(笑)
今回のステージでそれが分かった気がした。
アレックス・ターナーは最後のところでギター・ロックを信じていない、それがこのバンドをモダンにしている理由だと思う。少し面白く書いてしまったが、正確に言えばアレックスはギター・ロックを絶対のものだと思っていないのだと思う。
ARCTIC MONKEYSの独特なバンド・アンサンブルは、ギター・ロックをやりながらギター・ロックを相対化していることから生まれて来ている。
明日から法律でギターが禁止されてもARCTIC MONKEYSは動揺せずに、ギターなしで今のグルーヴを作り出すことが出来るだろう。
メッセに戻りPHOENIXを観て、今日は終了。
フェスを作るのは大変だけど、フェスにお客さんで来るのは本当に楽しい(笑)
明日も楽しみだ。
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