グラミー賞 ビヨンセとテイラー・スウィフトが新記録

アメリカ時間1月31日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで催された第52回グラミー賞授賞式で、ビヨンセが女性アーティストとして史上最多の6部門でグラミー賞を獲得した。

ビヨンセは“シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)”での最優秀楽曲賞、“ヘイロー”での最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を含む6部門を受賞。また、テイラー・スウィフトは『フィアレス』での最優秀アルバム賞を始めとする4部門を受賞した。最も重要な部門と考えられている最優秀アルバム賞を史上最年少の20歳で獲得するという快挙を成し遂げた。

「わあ、本当にありがとう!」とテイラーは受賞の際に話している。「これが私にとってどれほど大切なものが分かってもらえたら……ぜひともナッシュヴィルに持って帰るわ」

最優秀ロック・アルバム賞を獲得したのは、グリーン・デイの『21世紀のブレイクダウン』。ビリー・ジョー・アームストロングは、「これからキングス・オブ・レオンと飲みに行くよ」と語った。

そんなキングス・オブ・レオンは“ユーズ・サムバディ”で最優秀レコード賞を獲得。カレブ・フォロウィルは受賞に際し、「これ嘘じゃないんだけど、実は僕らすでにちょっと酔っ払ってるんだ。でも楽しい酔っ払いだよ」と話した。

また、フェニックスは『ヴォルフガング・アマデウス・フェニックス』で最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞を受賞した。

毎年グラミー賞に先立って発表されている「MusiCare Person Of The Year」(音楽界や慈善活動に長期にわたって大きな貢献を果たしたアーティストに贈られる)に1月29日に選ばれたニール・ヤングは、ボックスセット『Neil Young Archives, Vol. 1: 1963-1972』が最優秀ボックス/特別限定版パッケージ賞を受賞した。ニール・ヤングがグラミー賞を獲得するのは長いキャリアを通じてこれが初めて。「みんな、どうもありがとう」と簡潔なコメントを残している。

その他部門の受賞者・受賞作品についてはグラミー賞のオフィシャル・サイトをご覧ください(下記リンク参照)。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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