昨日のクレバフェスで思った、クレバの素晴らしい青臭さ

昨日のクレバフェスで思った、クレバの素晴らしい青臭さ

たくさんのアーティストとクレバのいろいろなスタイルのパフォーマンスが怒涛のように展開する3時間半のスペクタルだった。
その詳しい内容はこのRO69のライヴ・レポートを読んで欲しい。
このフェスを観て僕が思ったのは、クレバとは青臭さだという事だ。
凄くそれを思った。
分かりにくいと思うので説明する。このフェスにはクレバが参加した人に是非観て欲しい若いアーティストがたくさん登場する。
クレバはそうやってヒップホップの若い才能にチャンスを与えたいと思ってこのフェスをやっているのだ。音楽劇も紹介された。その劇のテーマは、生き方の基準は自分で見つけろというものだ。そしてクレバの一貫したラップを柱とする音楽スタイル。
僕にはどれもが素晴らしい青臭さに貫かれていると思う。
僕はインタビューする度に、どうしてもっと歌メロをメインにしたヒット狙いの曲を書かないのか、と良く質問する。
メロディー・メイカーとして、そしてシンガーとしての破格の才能をもっと巧妙に使うべきだと思うからだ。
しかしクレバは当然の事、自分の姿勢は変えない。
あくまでも言葉がメッセージとしてリアルに伝わるラップを柱とする自分のスタイルでヒットを飛ばしていく。
クレバの青臭さ、それを強く感じ、心を動かされた素晴らしいフェスだった。
渋谷陽一の「社長はつらいよ」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする