「激しい音楽が演奏されるオールナイトのダンス・イベントなので、60歳以上の高齢者の入場はご遠慮ください」という警告を無視してエレグラにきている。
警告は嘘だが(笑)、62歳の高齢者が居る場所でも時間でもないことは間違いない。
でもジェイムス・ブレイク観たさに幕張メッセまで来た。
最新作からの大きな流れのなかで、よりアップデートされたパフォーマンスを展開してくれた。
ロック的なバンド・アンサンブルの中での、有機的なサウンド・アプローチが印象的。
ダブステップというジャンルにカテゴライズされるのを前から嫌がっていたが、いよいよジャンル分け困難な、独自の文体を作りあげてきている。
しかしダンス・イベントなのにかかわらず圧倒的な男性比率の高さに驚く。エレグラ史上、最高の男性率ではないだろうか。