原発のストレステストには、どんな成果があったのか?


昨年、当時の管直人首相がすべての原発について今後の稼働を判断するためにストレステストを行なう旨の宣言をしたが、結局有意義な報告は得られないまま、原子力安全・保安院は解体ということになった。

『SIGHT』53号では、原子力安全・保安院の行なっていた意見聴取会に何度も出席し、金属材料物性の専門家の立場から多くの議論を行なってきた井野博満さんに、ストレステストの進捗や結果についてもうかがっている。そこでは、実質的に再稼働基準を満たすための1次テストにばかりに作業は集中し、先々の安全性を考える2次テストはほとんど行なわれなかったという経緯が語られている。

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(小池清彦)